大原孝治の経営者としての魅力

大原孝治の経営者としての魅力

近年は価格破壊の波が押し寄せ、様々な業態で価格競争が行なわれています。そのような中で、ディスカウントショップの先駆け的存在として小売業界の先頭に立つのがドン・キホーテです。その経営スタイルは多くの小売販売店の参考になり、マーケティングの側面からも常に注目を集めています。このドン・キホーテのトップに立つ人物が大原孝治社長です。2015年には代表取締役社長に就任し、CEOも兼任しており現在の会社を支えています。この社長はまさに現場から叩き上げで出世してきた人物で、1993年に入社した後は売り場の担当者から店長に昇格。2005年の時点で関連会社の代表取締役社長に就任するといった、スピード出世が特徴です。ドン・キホーテの社長になってからも前任のトップの基盤を大事にしながら、戦略的な経営姿勢が注目されています。その判断力や積極的な姿勢は、2017年の神保町店のスピード撤退という事実からも見受けられます。2月にオープンさせた店舗をその年の10月には閉店し、違う活用法へとシフトしたのです。なんと8ヶ月程という早期撤退は周辺地域の住人や、業界内でも話題となりました。しかし別の利用法が有効的だと判断した時に、リスクを恐れずに迅速に閉店させるという積極性は、経営者として必要な部分でもあるでしょう。経験が豊富で現場を熟知している大原孝治は経営者としての決断力が優れているということが言えます。